対応 MIPI カメラ
このページでは、Modalix BSP が対応している MIPI CSI-2 カメラについて、注文すべき カメラ、オーバーレイがあるキャリアボードのポート、ドライバーが提供するセンサーモードを 示します。ボード上でカメラを設定するには、 MIPI カメラインターフェースを参照してください。
このページのオーバーレイとセンサーモードは、プラットフォームリリース 2.1.3 のカーネルソース (simaai-linux) から取得したものです。BSP が提供する内容を示すものであり、SiMa.ai がすべての キャリアボードで検証した内容ではありません。未確認 と記載した項目には、公開された情報源がまだありません。
カメラと注文情報
BSP には、3 社のベンダーによる 5 種類のセンサー向けのオーバーレイがあります。ベンダーは 同じセンサーを搭載したモジュールを複数販売していることが多く、レーン数、コネクター、 レンズが異なります。センサー名ではなく型番で注文してください。カメラを選択すると、 その仕様が表示されます。
| ベンダー | カメラ | シャッター | オーバーレイファイル 内の名前 | 型番 |
|---|---|---|---|---|
| Arducam | Sony IMX477 | ローリング | ARDU-IMX477 | 未確認 |
| e-con Systems | Sony IMX568, 標準カメラ | グローバル | ECON-IMX568 | 未確認 |
| e-con Systems | Sony IMX568, e-con FPGA ボード付きカメラ | グローバル | ECON-FPGA-IMX568 | 未確認 |
| e-con Systems | Sony IMX568, e-con KOBE1 FPGA ボード付きカメラ | グローバル | ECON-KOBE1-IMX568 | 未確認 |
| e-con Systems | Sony IMX678 | ローリング | ECON-IMX678 | 未確認 |
| Leopard Imaging | onsemi AR0234 | グローバル | LI-AR0234 | LI-AR0234CSC-MIPI-M12ベンダーが SiMa.ai 向けとして掲載 |
| Leopard Imaging | OmniVision OG05C10 | グローバル | LI-OG05C10 | LI-OG05C10-MIPI-102Hベンダーが SiMa.ai 向けとして掲載 |
- 上記の 2 つの型番は、Leopard Imaging が SiMa.ai 向けカメラとして掲載しているものです。
- BSP が対応している Arducam および e-con Systems のカメラの型番は、まだ公開されて いません。注文する前に SiMa.ai の担当者にお問い合わせください。
- e-con Systems は IMX568 カメラを 3 種類の構成で提供しています。標準カメラ、 e-con FPGA ボード付きカメラ、e-con KOBE1 FPGA ボード付きカメラです。構成ごとに 専用のオーバーレイがあります。お使いの構成に合ったオーバーレイを使用してください。
カメラの仕様
カメラを追加すると、その仕様が表示されます。最大 4 つのカメラを追加して並べて比較でき、 × で削除できます。センサーモードは、リリース 2.1.3 のドライバーが各カメラに対して設定する、 スケーリング前のモードです。
| 仕様 | Arducam Sony IMX477 |
|---|---|
| 概要 | |
| シャッター | ローリング |
| オーバーレイファイル内の名前 | ARDU-IMX477 |
| MIPI データレーン数 | 2 |
| リリース 2.1.3 のセンサーモード | |
| 最大のモード | 4032 × 3040, 10 fps |
| 最速のモード | 2048 × 1080, 30 fps |
| ビット深度 | 12 ビット |
| すべてのモード | 1920 × 1080, 30 fps 2048 × 1080, 30 fps 4032 × 3040, 10 fps |
| オーバーレイファイル | |
| Connect Tech | |
| Seeed Studio | |
| Waveshare | |
| ボード上の場所 | /boot/boot-0/ または /boot/boot-1/アクティブなブートディレクトリです。dtbos にはパスを付けずにファイル名だけを指定します。 |
| カーネル内のソース | arch/arm64/boot/dts/simaai/overlays/ |
| 注文情報 | |
| 型番 | 未確認 |
| ベンダーの資料 | |
カメラの接続
- カメラを接続または取り外す前に、ボードの電源を切ります。
- カメラをキャリアボードの MIPI CSI-2 コネクターに接続します。Modalix DevKit には 2 つあります。
- 使用したポートを控えておきます。オーバーレイ名にはポートが含まれます。
- MIPI カメラインターフェースの 説明に従って、キャリアボード、カメラ、ポートに合ったオーバーレイを選択します。
このページのオーバーレイはすべて、MIPI データレーンを 2 本使用しま す。
カメラ側のコネクターはキャリアボード側のコネクターと異なることが多いため、変換ケーブルが 必要になる場合があります。各カメラのケーブルおよびアダプターの型番は、まだ公開されていません。 カメラのベンダーまたは SiMa.ai の担当者にお問い合わせください。リファレンスキャリアボードの コネクターについては、 キャリアボードの立ち上げを参照してください。
キャリアボードとポート
リリース 2.1.3 には、この表の各組み合わせに対応するオーバーレイがあります。オーバーレイの
ファイル名は modalix-som-<carrier>-<camera>-<port>.dtbo で、たとえば
modalix-som-waveshare-ARDU-IMX477-1CAM.dtbo となります。
| オーバーレイファイル内の名前 | Connect Techconnectech | Seeed Studioseeedstudio | Wavesharewaveshare |
|---|---|---|---|
ARDU-IMX477 | 0CAM, 1CAM, 2CAM, 3CAM | 0CAM, 2CAM | 1CAM, 2CAM, DUAL |
ECON-IMX568 | — | — | 1CAM, 2CAM |
ECON-FPGA-IMX568 | 0CAM, 1CAM, 2CAM, 3CAM | 0CAM, 2CAM | 1CAM, 2CAM |
ECON-KOBE1-IMX568 | 0CAM, 1CAM, 2CAM, 3CAM | 0CAM, 2CAM | 1CAM, 2CAM |
ECON-IMX678 | 0CAM, 1CAM, 2CAM, 3CAM | 0CAM, 2CAM | 1CAM, 2CAM, DUAL |
LI-AR0234 | 0CAM, 1CAM, 2CAM, 3CAM | 0CAM, 2CAM | 1CAM, 2CAM, DUAL |
LI-OG05C10 | 0CAM, 1CAM, 2CAM, 3CAM | 0CAM, 2CAM | 1CAM, 2CAM, DUAL |
- Modalix DevKit は、既定で Waveshare のキャリアボードを搭載しています。そのため、 Waveshare 列のオーバーレイを使用してください。
- ポートの数字は、コネクターが配線されている SoM の MIPI CSI インターフェースを
示します。たとえば、
1CAMは CSI1 です。数字はキャリアボードによって異なります。 DUALは、1 つのオーバーレイで Waveshare の両方のポートを同じカメラモデルで 設定します。- モデルの異なる 2 台のカメラを使用するには、ポートごとにオーバーレイを 1 つずつ指定します。 複数のカメラを使用するを参照してください。
- ダッシュ(—)は、その組み合わせに対応するオーバーレイがないことを示します。
- キャリア 名はキャリアボードのベンダーを示すもので、ボードのモデルを示すものでは ありません。キャリアボードを比較するには、 サードパーティー製キャリアボードを参照してください。
オーバーレイは、ボードのアクティブなブートディレクトリにあります。お使いのボードにある オーバーレイを一覧表示するには、次のコマンドを実行します。
sima@modalix:~$ ls /boot/boot-*/modalix-som-*.dtbo
以前のリリースでのオーバーレイ名
| リリース | カメラ用オーバーレイ |
|---|---|
| 2.1.0 | ARDU-IMX477、ECON-IMX568、ECON-IMX678、LI-AR0234、LI-OG05C10 |
| 2.1.1 | ECON-KOBE1-IMX568 を追加 |
| 2.1.3 | ECON-IMX568 を ECON-FPGA-IMX568 に名称変更し、Waveshare キャリアボード上の標準カメラ用として新しい ECON-IMX568 を追加 |
リリース 2.1.0 および 2.1.1 では、ECON-IMX568 は e-con FPGA ボード付きカメラ用の
オーバーレイです。リリース 2.1.3 以降、このオーバーレイの名前は ECON-FPGA-IMX568 となり、
ECON-IMX568 は標準カメラ用のオーバーレイになります。アップデート後に、U-Boot の
dtbos 変数を確認してください。
センサーモード
各カメラのセンサーモードは、カメラの仕様に記載しています。
- カメラのデータシートには、同じセンサーのほかのモードが記載されていることがあります。 データシートに記載されているからといって、そのモードが動作するとは限りません。
- お使いのボードが報告するモードが正となります。一覧表示するには、
MIPI カメラインターフェースの
説明に従って
cam -c <camera> -Iを実行します。
ISP の出力
アプリケーションが受け取るのは、センサーの RAW データではなく ISP の出力です。リリース 2.1.3 では、ISP ドライバーは NV12、RGB24、BGRA32 の各フォーマットで出力を提供し、 センサーモードのサイズを出力サイズとして報告します。
ISP がスケーリングして出力するサイズは未確認です。Neat アプリケーションで別のサイズを 使用するには、 MIPI カメラを使用するの 説明に従って、モデルの前処理でリサイズします。
カメラの画質チューニングは別の作業です。参考文献に掲載されている 「Modalix カメラおよび ISP のチューニングガイド」を参照してください。このガイドは SiMa.ai の担当者から入手できます。
チューニングの内容とガイドの入手方法については、ISP のチューニングを参照してください。
次のステップ
- MIPI カメラインターフェース: オーバーレイの選択とカメラの検証。
- MIPI カメラを使用する: Neat アプリケーションでのカメラフレームの読み取り。
- 独自のカメラを統合する:このページにないカメラ。
- キャリアボードの立ち上げ:独自のキャリアボードでの カメラ。